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クールなインテリアに小物で遊び心!賃貸住宅でのDIYも話題の@ehami123さんの部屋作り

シックなカラーと木目でまとめたヴィンテージ調のクールな部屋に、ハイセンスな小物やディスプレイで温かみや遊び心をプラスしたインテリアが人気のインスタグラマー、@ehami123(えはみ)さん。
さまざまなジャンルのインテリアを取り入れているのに統一感があることや、賃貸住宅で可能な範囲のDIYに挑戦していることなど——気になるポイントを聞いてきました。

2017年09月29日
ブルーミー(bloomee) 編集部

海外、ヴィンテージ、カフェ風——さまざまなテイストを楽しむえはみさん流インテリア

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テイストを一つに絞って作り上げたインテリアは統一感があってとてもすてきですが、心惹かれるテイストがたくさんあって色々試してみたい、という人もいるのではないでしょうか。
さまざまなテイストを取り入れていても、不思議と全体に統一感があって、まるでセレクトショップのようにハイセンスなインテリアを作り上げているえはみさん。
DIYやリフォームにも果敢にトライし、どんどん新しいアイディアを取り入れているので、今のインテリアにマンネリを感じている人にも、参考になりそうなポイントが満載です。

気になったインテリアは「自分流」に落とし込んでから取り入れる

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気になったインテリアは、テイストに関わらず取り入れてみるようにしているというえはみさん。それでもごちゃごちゃして見えないコツは、キッチンはカフェ風に、キッズスペースは海外テイストに——など、スペースごとにテーマを決めることなのだとか。

えはみさんがインテリアの参考にしているのは、注文住宅やリノベーション住宅の実例、海外インテリア、カフェの内装など。形態やジャンルを問わず、ハイセンスなインテリアやディスプレイなどをとにかくたくさん目で見ているそうです。そして、ふくらんだイメージを、実行に移す前にイラストに描いて整理してみるようにしているとのこと。

すてきなインテリアを目にすると、すぐに自分の部屋で取り入れてみたくなってしまうもの。えはみさんのように、一旦自分のインテリアに落とし込んだイメージを描いてみるようにすると、新しいものをセンス良く取り入れられるのかもしれません。

まるでショップみたい!「見せる収納」のコツ

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限られたスペースで暮らす人が多い日本の住宅事情。“断捨離”や“物を置かない収納”が主流になりつつあります。でも、普段使うものをセンス良くディスプレイした「見せる収納」に憧れている、という人も実は多いのではないでしょうか。

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えはみさん流インテリアの魅力の一つが、この「見せる収納」。
服はクローゼットなどにしまい込むのではなく、見える場所にハンガーで吊るして、アパレルのセレクトショップみたいな雰囲気に。

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キッチンの調理器具も、見える場所に吊るしたり棚を作って置いたりしているので、使いたい時にすぐに手が伸ばせて、片付けも簡単、使い勝手も良さそうです。
調理で使うグッズにこだわるだけでなく、調味料のボトルのラベルまで自作して、おしゃれに仕上げているというえはみさん。
キッチン全体の見た目も、カフェみたいでとてもおしゃれですよね。

えはみさんは、このようなすてきな収納を作るために、新しいものを購入するときは「出しっぱなし」「置きっぱなし」にしておいても様になるデザインかどうかを考えてから買うようにしているのだとか。
一方で、その商品一つのデザインのみを重視するのではなく、家全体のインテリアに馴染むものかどうか、実用性があるものかどうかも、購入を判断するポイントとしています。

物単体で見たときのデザイン性と、家全体で見たときの統一感、日常の生活で使いやすい実用性——この3つをチェックしているからこそ、ディスプレイしたときにすてきなインテリアの一部として機能するのかもしれません。

賃貸住宅でもできる!工夫を凝らしたDIY

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えはみさんのインテリアを作り上げている要素として外すことができないのが、DIY。
もともとの部屋の雰囲気をガラッと変えるのに有効な方法ですが、大掛かりなイメージがあってチャレンジしづらいという人や、賃貸住宅だからなかなか手を出せない、という人も多いのではないでしょうか。

えはみさんの住んでいる家も、実は築40年の賃貸住宅。契約したときのガイドラインに沿って、原状回復が可能な範囲でDIYを楽しんでいるそうです。

実際に、黒板として落書きができる壁紙を貼ったり、床材を敷いたり、漆喰風の塗料を塗ったり…家全体の雰囲気が変わるようなリフォームを施しているというえはみさん。
でも、柱を建てるときはアジャスター器具を使い、壁紙を貼るときは剥せるタイプの壁紙糊を使うなど、賃貸住宅でもDIYができるような趣向を凝らし、楽しんでいます。

また、えはみさんがおすすめするDIYグッズについても聞いてきました。

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一つは、天板の部分を変えてDIYできるテーブル用の鉄脚。その時の家の雰囲気によって天板の部分を変えられるので、頻繁に模様替えをしたいという人にもぴったりです。

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もう一つは、棚を簡単に作ることができるアイアンブラケット。これがあれば、壁が「収納棚」に!普通のタイプには無いL字の補強部分が、ものを引っ掛けることもできて便利です。
手の届く場所に収納が欲しいキッチンはもちろん、洗濯機の上の洗剤置き場や、部屋のちょっとしたディスプレイにもこのアイアンブラケットを愛用しているえはみさん。どんな場所にも馴染んで取り入れやすいので、DIY初心者という人にもおすすめです。

DIY、模様替えで進化し続けるえはみさんのインテリアに注目

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全体的にユニセックスでクールな雰囲気のインテリアですが、キッズスペースには星型のクッションや家型のボードなど、遊び心のあるアイテムを散りばめているえはみさん。 目指している暮らしは、その時の家族構成や子どもの成長、暮らしに合わせたインテリアを作り、心地良い落ち着く家にすることだそう。

また、今後は、インテリアの彩りとして、季節の行事や四季のエッセンスを取り入れていきたいとのこと。 DIYを駆使し、さまざまなジャンルのアイテムを自身のテイストに落とし込んで、どんどん進化していくえはみさんのインテリア。次はどんなDIYや模様替えが行われるのか、楽しみにしたいですね。