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真夏を彩るお囃子や阿波踊りのリズム、都内で楽しむ夏祭り

夏といえば夏祭り。盆踊りや花火大会など、夏をより楽しくしてくれるイベントが各地で開催されています。花火の音や、夏祭りのお囃子を聞くと、思わず浴衣や祭り着で出かけたくなりますね。暑さが厳しい夏ですが、夏祭りの雰囲気の中では、その暑さですらお祭りムードを盛り上げてくれるようでもあります。また、夜風が涼しい夏の夜には、しっとりと夏を楽しめるイベントも開催されていますよ。
都内で開催されているさまざまな夏祭りをご紹介します。

2017年07月26日
ブルーミー(bloomee) 編集部

浴衣の着付けサービスあり、夏の風物詩を2倍楽しむ神楽坂祭り

7月26、27日は「ほおずき市」が開催されます。毘沙門天善國寺の門前ではほおずき鉢販売が行われ、朱色が鮮やかな夏の風物詩、ほおずきを購入できます。その他、神楽坂グルメの屋台も楽しめますよ。
28日、29日は「阿波踊り大会」が開催されます。28日、29日両日ともに、19時から21時は大人の阿波踊りを見られる「おとな踊り大会」、29日の18時~19時は子供による「子供阿波踊り大会」が開催されます。両日ともに大盛り上がりとなるでしょう。
また、阿波踊りに参加しなくても、浴衣を着ていくだけで神楽坂通り商店会の一部の店舗でサービスを受けられる特典や、浴衣を持参するだけで先着100名が着付けをしてもらえる浴衣着付けサービスも開催する予定となっています。浴衣の着付けに自信がない方も、浴衣でお祭りに参加できるところが魅力ですね。

開催場所
新宿区神楽坂1丁目~6丁目(神楽坂通りとその周辺)
日程
2017年7月26日(水)、27日(木) 第一部ほおずき市(17:30~22:00)
2017年7月28日(金)、29日(土) 第二部 阿波踊り大会(19:00~21:00)
(※29日18:00~19:00 子供阿波踊り大会)
アクセス
JR「飯田橋駅」西口下車徒歩2分、大江戸線「牛込神楽坂駅」下車徒歩1分、東京メトロ東西線「神楽坂駅」下車徒歩4分
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駅前の祭りは利便性抜群、個性豊かなハリボテを楽しむ阿佐ヶ谷七夕まつり

今年で64回目を迎える「阿佐谷七夕まつり」。昭和29年から始まった伝統ある夏のお祭りです。数々の楽しく美しいハリボテが、阿佐ヶ谷駅前のパールセンター商店街や、すずらん通り商店街に飾られます。工夫を凝らして作られたハリボテは、迫力満点であったり、愛らしさや美しさがあったりと、飽きの来ないバリエーションの多さ。人気キャラクターのハリボテもあり、小さなお子様連れでも楽しめそうです。駅前という開催地も、訪れる人たちにとっては嬉しい便利さですね。
商店街の店主たちによる、七夕まつり期間限定の露店や、各店独自のセール企画も開催予定となっています。浴衣を着たり、扇子などの和小物を持ったりして商店街を歩くだけでも、夏らしく華やかな雰囲気を満喫できそうですね。

開催場所
阿佐ヶ谷パールセンター商店街
日程
2017年8月4日(金)から8月8日(火)まで
アクセス
JR阿佐ヶ谷駅下車すぐ

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夏の夜風に美しい灯篭の灯、浅草夏の夜まつり「とうろう流し」

写真提供:浅草観光連盟 365ASAKUSA

浅草のとうろう流しの起源は、昭和21年に行われた戦争からの復興祭にさかのぼります。浅草に集まった人々が、手にとうろうを持ち、故人の冥福と安全への祈りを捧げながら一つ一つ隅田川に流していたとされています。
このお祭りは「流灯祭」として親しまれていましたが、堤防の整備のため行われなくなってしまっていました。これを復活させたものが、浅草のとうろう流しです。
集まった人たちが願いを込めて、灯篭を墨田川に流します。川岸には夏の夜風が吹き、穏やかな日々を願う時間を過ごさせてくれるはずです。都内ではなかなか体験できないスペシャルなイベントは、大切な人や家族と過ごす機会としてもぴったりですね。

開催場所
吾妻橋~言問橋 隅田川沿い遊歩道コース(とうろう流し:隅田川吾妻橋親水テラス)
日程
2017年8月12日(土)
アクセス
東武鉄道「浅草」駅下車徒歩5分

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1万人の踊り手のエネルギーから、夏バテに負けない元気をチャージ!高円寺阿波踊り

写真提供:東京高円寺阿波おどり

昭和32年に1つの商店街で始まった「高円寺阿波踊り」。今では1万人もの人が踊り手として参加し、100万人もの見物客が訪れる、東京の名物行事となりました。高円寺を練り歩く踊り手たちの表情はいきいきと輝き、踊り始める17時には、まだまだ輝く夏の日差しがスポットライトのように降り注ぐでしょう。
熱気あふれる名物イベントに参加すれば、夏を全身で感じ、人々の活気からエネルギーをもらえるはず。暑さでぐったりしてしまいがちな夏だからこそ、思い切ってエネルギッシュなイベントに参加してみませんか。開催は20時まで。大会が終わる頃には夜風が吹き、熱気を優しく和らげてくれます。
開催時間が夕方からのため、おでかけ帰りや夕涼みがてら出かけてみてもよいですね。

開催場所
JR「高円寺」駅、東京メトロ・丸ノ内線「新高円寺」駅周辺商店街及び高南通りの8演舞場
日程
2017年8月26日(土)から8月27日(日)まで(17:00~20:00)
アクセス
JR「高円寺」駅、東京メトロ・丸ノ内線「新高円寺」駅下車すぐ

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浴衣でもオフィスカジュアルでも、夏気分を満喫

夏の日差しや、涼しい夜風をバックに開催される夏祭り。夏ならではの浴衣や下駄で参加するのもよいですし、仕事帰りやちょっとしたおでかけとしてのぞいてみるのもよいでしょう。
オフィスやクーラーの効いた部屋では感じられない、日本の夏の風景の中に身を置いてみると、一味違った風流な夏を感じられるかもしれませんね。